TradingViewの便利なショートカットキー15選
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この記事のポイント
TradingViewでの分析中、マウスであちこちのボタンをクリックする作業を「もっと速くできたら」と感じたことはありませんか。実は、いくつかのキーボードショートカットを覚えるだけで、分析のスピードと効率は劇的に向上します。この記事では、初心者の方がまず覚えるべき、特に便利な15個のショートカットキーを厳選して解説します。この記事を最後まで読めば、マウス操作の時間を大幅に短縮し、より思考を止めずに、流れるようなチャート分析ができるようになります。
「もっと速く操作したいのに…」マウス操作だけの分析の限界
TradingViewのチャート分析は、マウス操作だけでも十分に行えます。しかし、描画ツールを選び、時間足を切り替え、インジケーターを設定し…と、全ての操作をマウスだけで行っていると、どうしても思考が中断されがちです。例えば、トレンドラインを引いた後、またカーソルをツールバーまで移動して次のツールを選ぶ、という往復動作。
時間足を変更するために、一度上部のメニューに視線とカーソルを移動させる手間。
一つひとつの動作はわずかですが、これらが積み重なることで、分析のスムーズな流れは失われていきます。
特に、多くの銘柄を短時間でチェックする必要がある時、この操作の遅れは大きなハンデとなり得ます。
ショートカットキーの活用は、こうした無駄な時間をなくし、分析作業そのものに集中するための最も効果的な解決策なのです。
チャート表示を操る基本ショートカット3選
ここからは、マウス操作をキーボードに置き換える、具体的なショートカットキーを紹介していきます。まずは、チャートの表示や基本的な描画に関する、最も使用頻度の高い3つです。
①チャート表示のリセット(`Alt + R` / Mac: `Option + R`):チャートをスクロールしすぎて現在の価格がどこか分からなくなった時、このキーを押せば一瞬で標準の表示に戻ります。
②水平ラインの描画(`Alt + H` / Mac: `Option + H`):サポートラインなどを引くための水平ラインツールを、ツールバーをクリックせずに直接呼び出せます。
③トレンドラインの描画(`Alt + T` / Mac: `Option + T`):同様に、最もよく使うトレンドラインツールもキー一発で選択可能です。この3つだけでも、マウスの移動時間を大幅に削減できます。
時間足を瞬時に切り替えるショートカット3選
分析の要である時間足の切り替えも、ショートカットを使えば格段に速くなります。特に、複数時間足分析を行う際に効果を発揮する3つのキー操作を紹介します。①左のタイムフレームへ(`,`キー):チャート上部のお気に入りバーに登録した時間足の一つ左に移動します。
②右のタイムフレームへ(`.`キー):同様に、お気に入りバーの一つ右の時間足に移動します。この2つを使えば、日足→4時間足→1時間足といった確認作業がスムーズです。
③特定時間足へ直接変更(数字/文字+Enter):これが最も高速です。例えば、チャート上で「60」と入力しEnterキーを押すと60分足(1時間足)へ、「D」と入力しEnterキーで日足へと、メニュー操作なしで一瞬でジャンプできます。
描画とインジケーターを管理するショートカット3選
チャートが線やインジケーターで複雑になってきた時に役立つ、管理系のショートカットを3つ紹介します。①元に戻す(`Ctrl + Z` / Mac: `Cmd + Z`):操作を一つ間違えても、このショートカットで瞬時に取り消せます。線を誤って消してしまった時などに非常に便利です。
②複数オブジェクトの選択(`Ctrl`+クリック / Mac: `Cmd`+クリック):`Ctrl`キーを押しながら複数の線をクリックすると、それらをまとめて選択できます。選択したものを一括で移動させたり、色を変えたり、削除したりできるため、作業が格段に速くなります。
③選択したオブジェクトの削除(`Delete`キー):消したい線やインジケーターをクリックで選択した後、このキーを押すだけで削除が完了します。一つだけ消したい時の基本操作として覚えておきましょう。
分析の効率を上げる便利ショートカット3選
ここでは、より高度な分析や記録の際に役立つ、便利なショートカットを3つ紹介します。①チャート画像を保存(`Alt + S` / Mac: `Option + S`):分析したチャートを画像として保存する画面を、右上のカメラアイコンを押さずに直接呼び出せます。トレード日誌の作成が捗ります。
②対数スケール切替(`Alt + L` / Mac: `Option + L`):チャートの縦軸を、通常の目盛と、変化率を表す対数(ログ)目盛とで瞬時に切り替えます。長期的な値動きを正しく評価する際に不可欠です。
③パーセントスケール切替(`Alt + P` / Mac: `Option + P`):価格軸を、変動率(%)表示に切り替えます。パフォーマンスの比較などに役立ちます。これらは少し専門的ですが、使いこなせると分析の質が向上します。
銘柄とレイアウトを素早く変えるショートカット3選
最後に、銘柄や分析環境そのものを素早く切り替える、上級者向けのショートカットを3つ紹介します。①銘柄の直接入力(シンボル名+Enter):チャート画面を開いた状態で、いきなりキーボードで「AAPL」などと入力し始め、Enterキーを押してみてください。検索窓をクリックすることなく、直接銘柄を呼び出せます。
②ウォッチリストの次銘柄へ(`スペース`キー):スペースキーを押すたびに、ウォッチリストの銘柄が上から順に切り替わります。多数の銘柄を巡回チェックする際に非常に高速です。
③レイアウトの上書き保存(`Ctrl + S` / Mac: `Cmd + S`):現在の分析内容(描画やインジケーター)を、今開いているレイアウトに上書き保存します。作業の区切りでこまめに押しておくと安心です。
行動へのステップ
1.TradingViewのチャートを開き、まずはマウスを使わずに、キーボードで直接「AAPL」などと入力しEnterキーを押してみましょう。
2.次に、「Alt + T」(Macなら「Option + T」)を押してトレンドラインツールを選択し、線を一本引いてみましょう。
3.今引いた線を、「Ctrl + Z」(Macなら「Cmd + Z」)を押して消してみましょう。
4.キーボードで「D」と入力してEnterキーを押し、日足チャートに切り替わることを確認しましょう。
5.最後に「Alt + S」(Macなら「Option + S」)を押し、チャート画像の保存画面が一瞬で開くことを体験しましょう。




















