「半分の法則(下半身)」検出プログラムを検証する[5]|半分の法則(下半身)+PPP(パンパカパン)が分かりやすい

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カテゴリ:プログラミング
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半分の法則(下半身)とPPP(パンパカパン)を組み合わせてみる

相場師朗先生の著書「儲ける力が身につく! 相場師朗式 一生モノの株ドリル」を読んでいて、「シンプルでトレンドが明確なエントリーポイントって何だろう?」と考えていたんです。

「半分の法則(下半身)とPPP(パンパカパン)を組み合わせたらどうだろう?」

移動平均線が5>20>60>100といった上昇トレンドの並びになり、株価が”パンパカパーン”と威勢よく上昇している時が「PPP」

「儲ける力が身につく! 相場師朗式 一生モノの株ドリル」より引用


というのも、前回、半分の法則(下半身)で、値幅が80円以上取れた箇所をプログラムで検出して、傾向を調べてみました。

[4]伊藤忠商事[8001](2010~2018年)

その中で、一番分かりやすい箇所が、「半分の法則(下半身)+PPP(パンパカパン)」でした。


チャートギャラリーのチャートを利用しています。


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PPP(パンパカパン)で半分の法則(下半身)が発生すると言うことは、5日線と20日線の「ものわかれ」が発生している場合もあります。

「下半身」とは、それまで5日線の下にあったローソク足が陽線で体半分以上、5日線の上に勢いよく抜けた状態のことをいいます。

「儲ける力が身につく! 相場師朗式 一生モノの株ドリル」より引用


ものわかれは、長期移動平均線と短期移動平均線が同じ方向を向いて爆走したあと、いったん株価が反対方向に転じることで短期線が長期線に接近。しかし、再びトレンドが加速して”さようなら”と離れていくときに発生するシグナルです。

「儲ける力が身につく! 相場師朗式 一生モノの株ドリル」より引用


今回は、半分の法則(下半身)とPPP(パンパカパン)を検出プログラムを作ります。

PPP(パンパカパン)を検出する



PPP(パンパカパン)は、「移動平均線が5>20>60>100といった上昇トレンドの並びになる」のが条件です。

ということは、移動平均線の順番が、上から、5日・20日・60日・100日となるのが、第一の条件となります。



各移動平均線の傾きは、上昇トレンドなので、右上がりが理想ですが、半分の法則(下半身)の発生も条件に加えたとすると、5日線が一時的に下落(右下がり)している場合もあります。

そのため今回は、各移動平均線(5日・20日・60日・100日)の傾きは条件に加えないことにします。
 

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