TradingViewのアラート機能の使い方
投稿日:カテゴリ:TradingView
この記事のポイント
チャートをずっと監視できないせいで、「買おうと思っていた価格を通り過ぎてしまった」「利益確定のタイミングを逃した」など、悔しい思いをしたことはありませんか。TradingViewの「アラート」機能は、そんなあなたに代わって24時間市場を監視してくれます。この記事では、指定した価格になったら通知する基本的な設定から、トレンドラインやインジケーターを使った応用的な設定までを解説します。これを読めば、もうチャンスを逃すことなく、効率的な取引ができるようになります。
「ずっとチャートを見ているわけにはいかない…」取引チャンスを逃す悩み
「この価格まで下がったら買おう」「このトレンドラインを上抜けたらエントリーしよう」と、自分なりに取引のシナリオを立てても、その瞬間を捉えるのは至難の業です。仕事や家事、睡眠中など、私たちは四六時中チャートに張り付いているわけにはいきません。そして、ほんの少し目を離した隙に、絶好の売買チャンスが訪れ、そして過ぎ去っていく。
後からチャートを見て、「ここでエントリーできていれば…」と悔しい思いをした経験は、多くのトレーダーが持っているはずです。このような機会損失が続くと、「自分はトレードに向いていないのかもしれない」と自信を失う原因にもなります。
もし、あなたに代わって24時間市場を監視し、狙ったタイミングが来たら教えてくれるアシスタントがいたらどうでしょうか。TradingViewのアラート機能が、まさにその役割を果たしてくれます。
アラート機能の基本と設定画面の開き方
TradingViewのアラート機能とは、「指定した条件になったら通知する」という予約を、チャート上に設定できる機能です。あなたに代わって24時間市場を監視してくれる、非常に便利なアシスタントと言えます。このアラート設定画面を開く方法は主に3つあります。
一つ目は、チャート上部のメニューバーにある、目覚まし時計の形をしたアイコンをクリックする方法です。
二つ目は、画面右側のサイドバーにある、同じく目覚まし時計のアイコンをクリックする方法。
そして三つ目が最も直感的で、チャート右側の価格軸(縦の価格目盛り)にマウスカーソルを合わせると表示される「+」ボタンをクリックする方法です。
どの方法でも同じ設定画面が開きますので、まずはこの3つの入り口を覚えて、いつでもアラート設定を始められるようにしておきましょう。
最も基本的な「価格アラート」の設定方法
アラートの中で最も基本となるのが、指定した価格になったら通知してくれる「価格アラート」です。設定画面を開いたら、まず「条件」の項目を確認します。一つ目のボックスに分析中の銘柄名、二つ目のボックスに「交差」が選ばれていることを確認してください。
次に、「価格」の入力欄に、通知を受けたい具体的な価格の数字を入力します。例えば、150円になったら知りたい場合は「150」と入力します。
通知の頻度は、通常は「1回のみ」で良いでしょう。最後に、どのように通知を受け取るかを「アラートアクション」で選びます。スマホに通知が欲しい場合は「アプリに通知」にチェックを入れます。全ての設定が終わったら、右下の「作成」ボタンを押して完了です。
チャート上に、指定した価格の高さに点線が表示されれば、正しく設定できています。
描画ツールを使ったアラート:「トレンドラインを抜けたら通知」
特定の価格だけでなく、あなたが描いた線に対してアラートを仕掛けることも可能です。例えば、「このトレンドラインを価格が上抜けたら通知を受け取る」という設定ができます。
まず、通常の手順でチャート上にトレンドラインや水平ラインを描画します。次に、その線の上にマウスカーソルを合わせて、右クリックしてください。すると、メニューが表示されるので、その中から「アラートを追加」という項目を選びます。
これだけで、その描画オブジェクトを条件としたアラート設定画面が自動で開きます。あとは、通知方法などを選んで「作成」ボタンを押すだけです。
価格が動いて、あなたが引いた重要なラインを突破した瞬間を捉えることができるため、トレンドのブレイクアウト戦略などで絶大な効果を発揮します。これは必ず覚えておきたい、非常に実践的な機能です。
インジケーターを使ったアラート:「ゴールデンクロスで通知」
価格や描画だけでなく、移動平均線やRSIといったインジケーターの動きを条件にアラートを設定することも可能です。これにより、「RSIが30を割り込んだら通知」や「移動平均線がゴールデンクロスしたら通知」といった、より高度な監視が自動でできます。まず、条件としたいインジケーターをチャートに表示させます。次に、アラート設定画面を開き、「条件」の一つ目のボックスをクリックしてください。
すると、銘柄名の下に、表示中のインジケーターがリストアップされています。ここで目的のインジケーターを選択すると、二つ目以降のボックスの内容が、そのインジケーター専用の設定項目に変わります。
ここで、値の交差や、指定した数値を上回る・下回るといった詳細な条件を設定し、作成ボタンを押せば完了です。
作成したアラートの管理・編集・削除方法
作成したアラートは、一覧で簡単に管理できます。チャート画面の右側にある、縦に並んだアイコンの中から、目覚まし時計のマークをクリックしてください。「アラートパネル」が開き、あなたが設定した有効なアラートや、過去に作動したアラートの履歴がリストで表示されます。このリストで、各アラートの一時停止や再開ができます。
また、設定内容を変更したくなった場合は、リスト内のアラートの右側にある歯車マークの「編集」ボタンを押せば、いつでも修正が可能です。
不要になったアラートは、同じく右側にあるバツ印の「削除」ボタンで完全に消すことができます。
多くのアラートを設定した後は、このパネルで定期的に整理整頓する習慣をつけましょう。
行動へのステップ
1.TradingViewのチャートを開き、チャート右側の価格軸の横に表示される「+」ボタンからアラート設定画面を開いてみましょう。
2.現在の価格より少し上の価格を指定し、「作成」ボタンを押して、単純な価格アラートを設定してみましょう。
3.次に、チャート上に水平線を一本引き、その線の上で右クリックして「アラートを追加」を選び、描画に対するアラートを設定してみましょう。
4.画面右のサイドバーにある「目覚まし時計」アイコンを押し、アラート管理パネルで今作ったアラートがリスト表示されることを確認しましょう。
5.管理パネルで、練習で作ったアラートの横にある「×」ボタンを押し、削除してみましょう。




















