TradingViewで最初に覚えるべき必須インジケーター10選

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カテゴリ:TradingView

この記事のポイント

TradingViewでテクニカル分析を始めようにも、インジケーターの種類が多すぎて、どれから手をつければ良いか分からず、困っていませんか。この記事では、特に重要で基本的な10個のインジケーターを厳選して紹介します。それぞれの意味や設定方法、そして「どうなったら買いのサインか」といった実践的な使い方まで分かりやすく解説します。


「何千ものインジケーター、どれから使えばいいの?」テクニカル分析の最初の壁

テクニカル分析を学ぼうとTradingViewの「インジケーター」ボタンを開くと、そこには何千という数の選択肢が並んでいます。

移動平均線、MACD、RSI、ボリンジャーバンド…。名前は聞いたことがあっても、それぞれが何を示し、どう使えばいいのか、初心者には見当もつきません。

試しにいくつか表示させてみても、チャートが線やグラフで複雑になるだけで、かえって混乱してしまうことも多いでしょう。

「この線が上を向いたら買いなの?」「このグラフの数字の意味は?」といった疑問が次々に湧き、結局、分析を諦めてしまう。そんな経験を持つ方は少なくないはずです。

インジケーターは、闇雲にたくさん使えば良いというものではありません。まずは、基本となるいくつかの指標の役割を正しく理解することが、上達への第一歩です。

トレンドの方向性を知る①:移動平均線とMACD

数あるインジケーターの中から、まずは相場の大きな方向性を示す「トレンド系」の代表格を2つ紹介します。

①移動平均線(Moving Average)は、最も有名で基本的なインジケーターです。一定期間の価格の平均値を線で表したもので、価格がこの線より上にあれば上昇基調、下にあれば下落基調と判断します。期間の異なる2本を表示させ、短期線が長期線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」は強い買いサインです。

②MACD(マックディー)は、2本の移動平均線の動きから、トレンドの勢いや転換点を捉えようとする指標です。MACDラインがシグナルラインを下から上に抜ければ買いサイン、逆なら売りサイン、というのが基本的な見方となります。

トレンドの勢いを測る②:一目均衡表とパラボリックSAR

さらに、トレンドの方向や勢いを視覚的に捉えるのに役立つインジケーターを2つ紹介します。

③一目均衡表(Ichimoku Cloud)は、日本で開発された非常に有名な指標です。複数の線と「雲」と呼ばれる領域で構成され、複雑に見えますが、初心者はまず「価格が雲より上にあれば強い、下にあれば弱い」とだけ覚えましょう。この雲は将来のサポートやレジスタンスの役割も果たします。

④パラボリックSAR(Parabolic SAR)は、チャート上に表示されるドット(点)の位置でトレンドの方向を示します。ドットがローソク足の下にあれば上昇トレンド、上にあれば下降トレンドと判断します。ドットの位置が上下入れ替わった時が、トレンド転換のサインとなります。見た目がシンプルで分かりやすいのが利点です。

「買われすぎ・売られすぎ」を判断する①:RSIとストキャスティクス

トレンドの方向性だけでなく、現在の価格水準が「買われすぎ」か「売られすぎ」かを判断するのに役立つのが「オシレーター系」指標です。これらは通常、メインチャートの下に別のパネルとして表示されます。

⑤RSI(相対力指数)は、その代表格です。0から100の間で動き、一般的に数値が70を超えると買われすぎ、30を下回ると売られすぎと判断され、価格の反転を示唆します。

⑥ストキャスティクスも、同様に買われすぎ・売られすぎを測る指標です。こちらは、数値が80以上で買われすぎ、20以下で売られすぎと判断します。RSIよりも価格の変動に敏感に反応する傾向があります。

これらのオシレーターは、トレンドが出ている相場よりも、一定の範囲で価格が上下する相場で特に効果を発揮します。

相場の勢いの変化を見る②:CCIとモメンタム

さらに、相場の勢いの変化を捉えるのに役立つオシレーターを2つ紹介します。これらもチャート下部の別パネルに表示されます。

⑦CCI(商品チャネル指数)は、価格がその平均的な動きからどれだけ離れているかを測る指標です。一般的に、CCIの線がプラス100のラインを上抜けると、強い上昇トレンドが発生したと判断し「買いサイン」、マイナス100のラインを下抜けると、強い下降トレンドの始まりとして「売りサイン」と見なします。

⑧モメンタムは、価格の勢いそのものをグラフ化した、非常にシンプルな指標です。中央にある100のラインが基準となり、線が100より上にあれば上昇の勢いが強く、下にあれば下落の勢いが強いと判断できます。

値動きの幅と取引量を見る:ボリンジャーバンドと出来高

最後に、相場の変動の大きさ(ボラティリティ)や、取引の活発さを示す重要な指標を2つ紹介します。

⑨ボリンジャーバンドは、中央の移動平均線とその上下に2本の線を加えたものです。このバンドの幅が狭くなる「スクイーズ」という状態は、値動きが小さくなっていることを示し、その後に大きな価格変動が起きる前兆とされます。

⑩出来高は、その期間にどれだけの取引が成立したかを示す、最も基本的なデータです。チャート下部に棒グラフで表示され、価格上昇時に出来高も増えていれば、そのトレンドは本物である可能性が高いと判断できます。価格の動きと出来高を合わせて見ることは、分析の基本です。

行動へのステップ

1.TradingViewのチャートを開き、「インジケーター」ボタンから「移動平均線」を検索してチャートに追加してみましょう。
2.次にもう一つ、「RSI」を検索して追加し、チャート下に別のパネルで表示されることを確認しましょう。
3.チャート左上のインジケーター名から設定画面を開き、移動平均線の「期間」を「50」に変更してみましょう。
4.RSIのグラフに注目し、線が「70」のレベルを超えた時、その後の価格がどうなったかを過去のチャートで探してみましょう。
5.この記事で紹介された中から、あなたが分かりやすいと感じた指標を2、3個選び、それらを組み合わせて分析する練習をしてみましょう。



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