【初心者向け】TradingViewの画面の見方:これだけは覚えたい基本ツールとパネル
最終更新日:カテゴリ:TradingView
この記事のポイント
TradingViewのチャート画面を開いた瞬間、「ボタンやメニューが多すぎて、どこを触ればいいか分からない…」と固まっていませんか?多機能で便利なツールですが、初めて使うときは、各部分の役割が分からず戸惑ってしまいますよね。この記事では、チャート画面の「上部・下部・左側・右側」にある各ツールの名称と役割を分かりやすく解説します。この記事を読めば、どこに何があるかが明確に理解でき、インジケーターの追加やトレンドラインの描画といった基本操作をスムーズに行えるようになります。
TradingViewの画面を見て、こんな風に固まっていませんか?
高機能なチャートツールであるTradingViewは、初めて画面を開いた多くの初心者を悩ませます。「画面上部に並んだメニュー、どれが銘柄を変更するボタンで、どれが時間足を変えるボタンなの?」
「左側にあるアイコンの集まりから、どうやってトレンドラインを引く道具を探せばいいんだろう?」
「右側にある銘柄リストの編集方法や、そもそもこの情報が何なのかが分からない」
「ローソク足の色など、チャート自体のデザインを変更したいけど、設定画面はどこ?」
「チャートの下に時々表示されるパネルの正体は何?」
このように、画面のどこに何があるのかを理解するだけで一苦労です。各ツールの場所と役割を知らないままでは、宝の持ち腐れになってしまいます。
チャート分析の最重要エリア:上部メニューバーの機能
まずは、チャート画面の一番上、横に長く伸びる「上部メニューバー」から見ていきましょう。ここは、チャート分析で最も頻繁に使う機能が集約された重要な場所です。一番左側には、現在表示している銘柄名(例:トヨタ自動車なら7203)が表示されています。この部分をクリックして別の銘柄コードや名称を入力することで、表示するチャートを瞬時に切り替えることができます。
そのすぐ右隣には、「D」や「1H」といった時間を示すボタン群があります。これは「時間足」を変更する機能で、「D」なら日足、「1H」なら1時間足というように、分析したい時間軸にチャートを合わせます。
さらに右側には「インジケーター」というボタンがあり、ここから移動平均線などの分析ツールをチャート上に追加できます。銘柄選び、時間足設定、分析ツールの追加、という基本操作はすべてこの上部メニューバーで行います。
チャートに線を引く:左側描画ツールバーの使い方
次に、画面の左端に注目してください。縦にアイコンがずらりと並んだエリアが「描画ツールバー」です。その名の通り、チャート上にトレンドラインを引いたり、図形や文字を書き込んだりするための道具がここにすべて収納されています。
例えば、上から2番目あたりにある斜めの線のアイコンが「トレンドラインツール」です。このアイコンをクリックすると、ただの斜線だけでなく、株価の重要な節目を示す「水平線」や、日付を区切る「垂直線」など、様々な種類の線を選ぶことができます。
その下には、分析に役立つ「フィボナッチ」ツールや、注目すべき範囲を囲むための「長方形」や「ブラシ」ツール、そしてチャート上に直接メモを残せる「テキスト」ツールなどが並んでいます。
まずは最も基本的なトレンドラインツールを使い、チャート上の高値同士や安値同士を結ぶ練習から始めてみましょう。
銘柄管理と情報収集:右側サイドバーの役割
チャートの左側が描画エリアなら、右側は情報収集と管理のエリアです。画面右端に縦に並ぶアイコン群、これが「右側サイドバー」の入り口です。一番上にあるリストのアイコンをクリックすると、「ウォッチリスト」が表示されます。これは、あなた専用の株価ボードのようなもので、気になる銘柄を登録しておけば、クリック一つでチャートを切り替えながら値動きを素早く確認できます。
リストは複数作成できるので、「国内株」「米国株」のように分類すると便利です。
ウォッチリストの下には、ベルの形をした「アラート」管理機能があります。指定した価格になると通知が来るように設定したアラートの一覧をここで確認・編集できます。
その他にも、表示中銘柄の最新ニュースや、経済指標カレンダーなど、取引判断に役立つ様々な情報パネルにここからアクセスすることが可能です。
取引の効率を上げる:下部パネルの活用法
チャート画面の一番下を見てください。ここには「株式スクリーナー」「Pineエディタ」といったタブが並んだ「下部パネル」が格納されています。普段は最小化されていますが、タブ名をクリックすると上方向にパネルが展開します。このエリアは、より高度な分析を行うための機能が集まっています。
例えば、「株式スクリーナー」を使うと、数千ある銘柄の中から「自己資本比率が高い」「売上高が伸びている」といった、あなたが決めた条件に合う銘柄だけを瞬時にリストアップしてくれます。
また、「Pineエディタ」では、オリジナルのテクニカル指標を自作したり、「ストラテジーテスター」でその有効性を過去のデータで検証したりと、システムトレードに近い専門的な分析も可能です。まずはスクリーナー機能から試してみるのがおすすめです。
チャート表示を最適化:価格軸と時間軸の調整方法
最後に、画面中央の最も大きな領域である「チャート本体エリア」の基本的な操作方法です。これまで見てきたツールは、すべてこのチャートを分析するためにあります。まず、チャートの右端にある、価格が上下に並んだ縦の目盛りが「価格軸」です。この価格軸の上をマウスでクリックしたまま上下に動かすと、チャートの縦の縮尺が変わり、値動きの幅を拡大・縮小して見ることができます。
同様に、チャートの下端にある日付が左右に並んだ横の目盛りが「時間軸」です。これを左右にドラッグすると、表示期間を自由に変更できます。
また、チャートの背景で右クリックして表示されるメニューから「設定」を選ぶと、ローソク足の色や背景色など、デザインを自分好みに細かく変更することが可能です。
行動へのステップ
1.TradingViewの無料チャート画面を実際に開いてみましょう。
2.上部メニューバーで、よく知っている会社の銘柄を検索し、時間足を「日足」から「1時間足」に変更してみましょう。
3.左側の描画ツールバーから「トレンドライン」を選び、チャート上の目立つ高値同士や安値同士を結んでみましょう。
4.右側のウォッチリストに、普段から価格をチェックしている銘柄を3つ追加してみましょう。
5.この記事で解説された各部の名称を思い出しながら、まだ押したことのないボタンやパネルを一度ずつクリックしてみましょう。


















