TradingViewで「見つからない」を解決!日本株・米国株の検索方法
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この記事のポイント
TradingViewで調べたい銘柄を検索しても、「見つからない」「候補が多すぎてどれが正しいか分からない」と困っていませんか?特に日本株を探す際に、会社名で検索してもうまく表示されず、分析を始める前につまずいてしまう方は少なくありません。実は、TradingViewのシンボル検索には簡単な「ルール」が存在します。この記事では、そのルールを日本株・米国株・FXのケース別に分かりやすく解説します。この記事を最後まで読めば、検索のコツが完全に分かり、目的のチャートを一瞬で表示できるようになります。
「検索しても出てこない…」TradingViewのシンボル検索でよくある悩み
「トヨタ自動車のチャートを見ようと会社名で検索したのに、なぜか海外で上場しているものばかり表示され、肝心の東証のチャートが見つからない」「アップルの株価をティッカーで検索したら、今度はナスダック以外の国の取引所のものまで大量に出てきて、どれが本物か分からない」
「FXのドル円を分析したいのに、『ドル円』と入力しても全く反応がない」
TradingViewを使い始めたばかりの時、このような経験で戸惑ったことはありませんか?
単純なはずの銘柄検索がうまくいかないと、分析を始める前から意欲を削がれてしまいます。間違った市場のチャートを分析してしまうリスクを考えると、不安にもなるでしょう。
この記事では、そんなあなたの「なぜか見つからない」という悩みを根本から解決するための、具体的で正しい検索方法を解説していきます。
TradingView検索の基本ルール:「取引所名」を先に指定する
TradingViewの検索がうまくいかない根本的な理由は、このツールが世界中の金融商品を扱っている点にあります。単に「トヨタ」と検索しても、世界中の取引所にある関連銘柄がすべて候補に挙がってしまうのです。この問題を解決する、最も重要で基本的なルールが、「取引所名:シンボル」という形式で入力することです。これは、「どの市場の、どの銘柄を見たいか」をTradingViewに正確に伝えるための命令文です。
例えば、米国のナスダック市場に上場するアップルなら「NASDAQ:AAPL」と入力します。コロン(:)で区切るのがポイントです。
これにより、世界中に存在する他の取引所のアップル株と間違うことなく、ナスダックのチャートを一発で表示できます。
この「取引所名を先に指定する」という大原則さえ押さえておけば、日本株やFXなど、他の商品を検索する際も迷うことがなくなります。
日本株の正しい探し方:証券コードの前に「TSE:」を付ける
それでは、具体的な日本株の探し方を解説します。初心者が最もつまずきやすいのがこの日本株検索です。多くの方が会社名で検索してしまいますが、正しくは4桁の「証券コード」を使います。その上で、前章の基本ルールを適用しましょう。
東京証券取引所は、TradingView上では「TSE」という略称で登録されています。したがって、証券コード「7203」のトヨタ自動車を見たい場合は、検索窓に「TSE:7203」と入力するのが最も確実な方法です。同様に、ソフトバンクグループなら「TSE:9984」、任天堂なら「TSE:7974」となります。
会社名ではなく証券コードを使い、その前に「TSE:」を付ける。このルールを守るだけで、これまで見つけられなかった東証上場の日本株がすぐに見つかるようになります。
まずはご自身の気になる銘柄の証券コードを調べて、この形式で入力してみてください。
米国株の正しい探し方:ティッカーシンボルの前に取引所名を付ける
次に、アップルやテスラといった米国株の探し方です。日本株が4桁の数字だったのに対し、米国株は「AAPL」や「TSLA」のようなアルファベット数文字の「ティッカーシンボル」で管理されています。検索方法のルールは日本株と全く同じです。まず、その銘柄が上場している取引所名を指定します。
米国の代表的な市場は、ハイテク株が多い「ナスダック(NASDAQ)」と、伝統的な大企業が多い「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」の2つです。例えば、アップルはナスダック上場なので「NASDAQ:AAPL」、コカ・コーラはニューヨーク証券取引所上場なので「NYSE:KO」と入力します。
これを守らないと、同じティッカーシンボルでもドイツやメキシコなど、別の国の市場のチャートが表示されてしまう可能性があるため注意が必要です。ティッカーと取引所のセットで検索することを徹底しましょう。
FX(為替)の正しい探し方:通貨ペアのアルファベットを続けて入力
最後に、FX(為替)通貨ペアの探し方です。株式とは少しルールが異なります。「ドル円」「ユーロドル」といった日本語の名称では検索できません。FXの検索では、米ドルは「USD」、日本円は「JPY」、ユーロは「EUR」といった、国際的に定められた3文字の通貨コードを使用します。
そして、これら2つの通貨コードを、間に何も入れずに続けて入力するのが正解です。例えば、米ドルと日本円のペアなら「USDJPY」、ユーロと米ドルなら「EURUSD」と入力します。
検索すると、「OANDA」や「FXCM」など、複数のFX会社の名前が候補として表示されるはずです。これは、為替には株式のような単一の取引所が存在しないためです。
どの会社のデータを見ても価格に大きな違いはありませんので、最初はリストの上位に出てくる会社を選んでおけば問題ありません。
検索を効率化するヒント:「すべてのソース」フィルターの活用
これまで解説したルールと合わせて使うと非常に便利なのが、検索窓の「フィルター機能」です。検索窓に文字を入力すると、そのすぐ下に「すべてのソース」というボタンが表示されます。これをクリックすると、「株式」「FX」「仮想通貨」「指数」といった金融商品の種類が一覧で出てきます。
ここで例えば「株式」を選択すると、検索結果が株式だけに絞り込まれるのです。具体例を挙げると、アップルの「AAPL」と検索した後に「株式」フィルターを適用すれば、FXや仮想通貨で似た名称のものがすべて非表示になり、目的の株だけを簡単に見つけ出せます。
このフィルター機能は、特にうろ覚えのシンボルを探す際や、検索結果が多すぎて混乱する場合に絶大な効果を発揮します。正しい入力ルールとこのフィルター機能を組み合わせれば、シンボル検索は完璧です。
行動へのステップ
1.TradingViewを開き、画面左上のシンボル検索窓をクリックしましょう。
2.日本株の練習です。「TSE:9984」と入力し、ソフトバンクグループのチャートが正しく表示されるか確認しましょう。
3.米国株の練習です。「NYSE:KO」と入力し、コカ・コーラのチャートが正しく表示されるか確認しましょう。
4.FXの練習です。「EURJPY」と入力し、ユーロ円のチャートが正しく表示されるか確認しましょう。
5.フィルター機能の練習です。検索窓に「7203」と入力した後、「すべてのソース」から「株式」を選んでみましょう。



















