ショットガン投資法の手仕舞いタイミングについて考える
投稿日:カテゴリ:プログラミング
キーワード:半分の法則(下半身)・逆半分の法則(逆下半身)検出プログラム
手仕舞いタイミングが遅れて損失が大きくなる
私の場合、ショットガン投資法で損失が大きくなってしまうのは、手仕舞いタイミングが遅くなっているケースがほとんどです。買いエントリーしている中で、「今日は下がってしまったけど、もしかしたら、明日は上がるかも」
なぜか、根拠のない予想をしてしまうのです。そして、手仕舞いのタイミングを逸して、損失が拡大・・・(T_T)
あとは、日経平均の大幅上昇(下落)につられて、個別銘柄の損失が大きくなるケースです。
日経平均につられて、突発的に損失が大きくなってしまうのは仕方ないですが、手仕舞いタイミングの遅れで損失が大きくなってしまうのは避けたいところです。
そこで、ショットガン投資法の場合で、手仕舞いについて、検討してみました。
エントリー後の日数によって、手仕舞いタイミングを調整する
ショットガン投資法で買いエントリーの場合、買いエントリー直後に下がると即損失につながります。一方、買いエントリーして順調に上がった場合、途中で陰線が出ても、含み益があるため、ある程度までは下落を我慢することができます。このような傾向があるため、下記のように手仕舞いのルールを設定しました。
1.買いエントリーしてから2日目までは、2日線が4日線を割り込んだら手仕舞い
2.買いエントリーしてから3日目以降は、2日線が7日線を割り込んだら手仕舞い
エントリー直後は手仕舞いのルールを厳しく、それ以降はルールをゆるくします。
移動平均線は期間が短くなるほど、直近の値動きに影響を受けます。エントリー直後は、直近の値動きにも敏感にするため、なるべく短期の移動平均線を使います。
1.買いエントリーしてから2日目までは、2日線が4日線を割り込んだら手仕舞い
買いエントリーしてから2日目までは、2日線が4日線を上から割り込んだところを手仕舞いタイミングにします。最初は、2日線が3日線を上から割り込んだところを手仕舞いタイミングにして、日数を買いエントリーしてから「2日目まで」「5日目まで」「7日目まで」「10日目まで」「20日目まで」にして検証してみました。一番成績が良かったのが「2日目まで」でした。
次に、2日線が4日線を上から割り込んだところを手仕舞いタイミングにして検証しました、日数は買いエントリーしてから「2日目まで」にしました。
結果は、2日線が3日線を上から割り込んだところよりも成績が良かったため、最終的に2日線が4日線を上から割り込んだところを手仕舞いタイミングにしています。
2.買いエントリーしてから3日目以降は、2日線が7日線を割り込んだら手仕舞い
買いエントリーしてから3日目以降は、2日線が7日線を上から割り込んだところを手仕舞いタイミングにします。買いエントリーしてから3日目以降について、「2日線と4日線のクロス」「2日線と5日線のクロス」「2日線と6日線のクロス」「2日線と7日線のクロス」「3日線と4日線のクロス」「3日線と5日線のクロス」「3日線と6日線のクロス」について検証してみました。
銘柄によって多少成績が異なりますが、総合すると、「2日線と7日線のクロス」の成績が良かったです。
精度を上げるためにプログラムの修正をしていきます
今回は、下記の条件で、半分の法則(下半身)を検出しています。1.陽線である
2.ローソク足が陽線で体半分以上、5日線の上に抜ける
3.移動平均線の傾きが右肩上がり(2日線・3日線・5日線)
4.移動平均線の順序が上から2日線・3日線・5日線・20日線・60日線
シンプルな条件のため、意図しない検出もされているので、精度を上げるためにプログラムの修正をしていきます。上記の手仕舞いポイントも、さらに検証を重ねていきます。