一生モノの株のトリセツ|相場師朗著|から学べること[1]
最終更新日:カテゴリ:コラム
キーワード:一生モノの株のトリセツ
相場師朗先生の第2弾の著書が発売!

2017年10月5日に相場師朗先生の第2弾の著書「一生モノの株のトリセツ」が発売されました。
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私は、Amazonで発売前に予約、10月6日に配送されました。
「一生モノの株のトリセツ」を読んで、この本から学べることを、お伝え出来ればと思っています。
第1章:キャベツの千切り1000回、株の練習は3000回
相場先生はご自身のことを「株職人」とおっしゃっていますが、その背景をお話されています。ラジオNIKKEIの株塾でも練習の重要性について語られていますが、「練習を積み重ねることでどうなれるのか?」解説されています。
ただ闇雲に練習をするのではなく、「練習することで自分はどのように変化していけるのか?」イメージ出来ると思います。
さらに、「どのような銘柄を選べば良いのか?」についても、お話されています。
以前、教えていただいた銘柄選定の基準から一部アップデートされていますので、以前から相場先生のトレード技術を学んでいる方は再チェックされると良いと思います。
第2章:ローソク足チャートは煩悩のかたまり
冒頭は、ローソク足の基本的な説明がされています。ローソク足の形で「この後、相場が下げるのか?上げるのか?」兆候を知ることができます。「ローソク足が○○だから、ここは手仕舞い」など、エントリーや手仕舞いのタイミングをローソク足で判断することもありますので、しっかり覚えておく必要があります。
相場先生のトレード手法は、ニュースや業績は参考にしません。チャートの値動きだけを見て判断していきます。
第3章:戦うための武器は移動平均線だけでいい
相場先生のトレード手法では、移動平均線を使ってトレードを行います。まずは、「移動平均線とは何か?」を、図を使って分かりやすく解説されています。株をこれから始める方にとっては、株式に関する用語を正しく理解する必要があります。
この移動平均線を使って、株価の流れを推測していきます。「なぜ、移動平均線を使うのか?」その理由について解説されています。
ローソク足だけでなく、移動平均線も一緒に活用していくことで、株価の流れが推測しやすくなります。
また、トレード練習「リーディング」「こじつけ練習」のやり方について解説されています。この練習をすることで、どのようなことを身につけることが出来るのか分かります。
第4章:移動平均線の「向き」と「並び」が儲けの種
第3章で学んだ移動平均線を、さらに掘り下げて解説されています。相場先生のトレード手法では、日足であれば、5日線、20日線、60日線、100日線、300日線の5種類の移動平均線を使います。これら移動平均線の「向き」と「並び」を調べることで、株価のトレンドが分かります。
このトレンドを把握することで、この場面は「買った方が良いのか?」「売った方が良いのか?」を判断する材料になリます。
ここは、相場先生のトレード手法の重要な部分なので、しっかりと頭に叩き込んでおくことが必要となります。
第5章:株の買い時がわかる相場式シグナル
株トレードには、難しい専門用語がたくさんあって、株を初めてやる方にとっては、分かりにくい印象があると思います。しかし、相場先生のトレード技術で語られる用語はとてもユニークで、その用語からチャートの形がイメージがしやすく、初心者でも分かりやすくなっています。
このユニークな用語が、相場先生の人柄を象徴していると思います。(^^)
ラジオNIKKEIの株塾でもおなじみな、「くちばし」「ものわかれ」「下半身(ラジオNIKKEIの株塾では半分の法則と呼ばれています)」「N大(ニチダイ)」に加えて、私が今年受講した株トレード道場ではなかった「高校生タイム」が追加されています。
この買いのシグナルは最重要項目となりますので、チャートを見た時に、「ここはくちばしだ!ものわかれだ!」と瞬時に判断できるようになるまで、繰り返し練習を行っていきます。
後半では、終値線について解説されています。この終値線と移動平均線を使うことで、より早く、エントリーするポイントを探すことが可能になリます。
さらに、終値線と移動平均線の位置関係を五段階に分類しています。
この終値線と移動平均線の位置関係については、今、私が集中的に勉強しているところで、終値線が移動平均線のどの位置にあるかによって、「これからどのように戦っていけば良いか?」を判断する重要な材料になリます。
これは、ごく最近お話されている内容で、相場先生の最新トレード技術を惜しみなく、本書で解説されています。
有料セミナーに参加した身としては「ここまで書いてしまうのか・・・」とも思いますが、常に全力で、出し惜しみしない相場先生の姿勢を垣間見ることができます。
長くなってしまったので、続きは次回・・・(^^)
一生モノの株のトリセツ|相場師朗著|から学べること[2]→第6章から第10章について書いています。