半分の法則(下半身)検出プログラムの修正[2]修正プログラムの検証
投稿日:カテゴリ:プログラミング
キーワード:半分の法則(下半身)・逆半分の法則(逆下半身), 神戸物産[3038], 半分の法則(下半身)・逆半分の法則(逆下半身)検出プログラム
プログラムの検証
前回の記事は下記になります。[1]プログラムの修正項目について
修正したプログラムを検証していきます。神戸物産[3038]の2016~2018年で、どのくらい改善されているかチェックしていきます。
プログラム修正前の検証。
[1]神戸物産[3038](2018年)
[2]神戸物産[3038](2017年)
[3]神戸物産[3038](2016年)
エントリーポイントに緑の星印をつけたところが、今回修正したプログラムで検出した箇所になります。
神戸物産[3038]2016年
・2016/1~2016/4
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
②2016/3/11~3/23:利益133.5円
・2016/5~2016/8
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
③2016/5/31~6/3:損失77.5円
④2016/7/12~7/19:損失6円
・2016/9~2016/12
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
③2016/9/20~10/4:利益361.5円
神戸物産[3038]2017年
・2017/1~2017/4
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
検出なし
・2017/5~2017/8
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
検出なし
・2017/9~2017/12
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
④2017/11/29~12/5:損失20円
⑤2017/12/8~12/13:損失20円
⑥2017/12/15~12/18:損失10円
神戸物産[3038]2018年
・2018/1~2018/4
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
④2018/3/26~4/11:利益235円
⑤2018/4/18~4/23:利益5円
・2018/5~2018/8
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
①2018/5/14~5/28:損失35円
・2018/9~2018/12
チャートギャラリーのチャートを利用しています。
②2018/9/20~10/3:利益225円
②2018/11/16~12/5:利益80円
損失が少なくなっているが、連続して損失が発生している箇所がある
エントリー条件を厳しくしているので、エントリーしている箇所が少なくなっています。損失も少なくなっていますが、気になった箇所があります。チャートギャラリーのチャートを利用しています。
2017/11下旬~2017/12中旬です。
④2017/11/29~12/5:損失20円
⑤2017/12/8~12/13:損失20円
⑥2017/12/15~12/18:損失10円
1つ1つの損失は少ないですが、損失が続いているのがちょっと嫌な感じですね。
20日線の傾き度合い(変化率)を条件に加えると大幅上昇を逃してしまうことがある
あと、今回のプログラム修正では、20日線が右肩上がりの場合を検出していますが、傾き度合いについては条件に入れていません。チャートギャラリーのチャートを利用しています。
例えば、2018/9/20日に半分の法則(下半身)を検出しています。
検出した日の20日線と前日の20日線の値がどの程度変化しているのかを計算してみました。
※緑で記録しているのが20日線の傾き度合い(変化率)を計算した結果になります。
2018/9/19:2,687
2018/9/20:2,700
変化率:0.48%
この変化率を条件に加えてみたらどうかを検討してみたのですが、厳しい感じです。
例えば、2018/11/16に半分の法則(下半身)を検出しています。
先程と同じように、20日線の値の変化率を調べてみた結果が下記になります。
2018/11/15:2,949
2018/11/16:2,950
変化率:0.03%
変化率は0.03%と低いですが、その後大幅上昇しています。
チャートを見ると、半分の法則(下半身)に加えて、20日線と5日線のN大が発生しています。相場先生のトレードを勉強しているならば、ここは取りたいですよね!
このように、20日線の傾き度合いをエントリー条件に加えてしまうと、せっかくの大幅上昇が取れなくなってしまいます。
どこで折り合いをつけるか?
今回の検証で感じたことは、「どこで折り合いをつけるか?」と言うことです。エントリー条件を緩くすれば、利益が取れるが、損失も多くなってしまう。エントリー条件を厳しくすれば、損失は少なくなるが、大幅上昇が取れなくなってしまう。バランスが難しいですね。
この部分については、たくさんチャートを見て、再現性の高いポイントを見つけていくしかないと思います。
【メモ】半分の法則(下半身)とくちばしの同時発生でエントリーはどうか?
ずっとチャートを見て思ったのが、「半分の法則(下半身)とくちばしが同時発生したときだけ買いエントリーしたらどうか?」と言うことです。「半分の法則(下半身)」と「くちばし」が同じ日に発生するのがベストですが、例えば「半分の法則(下半身)」が発生した翌日に「くちばし」が発生した時にも、買いエントリーするなど・・・
「半分の法則(下半身)」と「くちばし」と言えば、相場先生の2大トレード技術ですよね。(^^)
あえて難しいところでエントリーするのではなく、はっきりとトレンドが出ているところを狙っていくのも1つの手法かもしれません。
このケースについては、改めて検証を行いたいと思います。