Pythonで相場師朗先生の「くちばし」を検出させるプログラムを作る[7]くちばし発生日を細かくチェックする

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カテゴリ:プログラミング
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自分の考えた通りにプログラムが動作しているか

[1]株価データを取得する
[2]取得した株価データをチャート表示する
[3]移動平均線を表示する
[4]くちばしを検出する
[5]JPX400と日経225のデータを取得する
[6]今日くちばしが発生した銘柄のみを抽出する

今までの記事は上記になります。

今回は、くちばしを検出するプログラムが、自分が考えた通りに動作しているか、細かくチェックしていきます。

神戸物産[3038]でくちばし検出日をチェック

神戸物産[3038]の株価データを使って、くちばし・逆くちばしが正しく検出されているか確認していきます。

確認する期間は、2018/8/1~2018/12/27の約5ヶ月間です。

プログラムを動作させて検出した「くちばし」「逆くちばし」の日付とチャートは下記になります。

くちばし検出
1.2018-09-13
2.2018-09-20
3.2018-10-10
4.2018-11-06
5.2018-11-19
6.2018-12-27

逆くちばし検出
1.2018-09-10
2.2018-09-14
3.2018-10-09
4.2018-12-05






くちばし・逆くちばしは、3日線と5日線が交差することで発生します。



くちばし・逆くちばしの発生は、移動平均線がクロスした直後の日付になりますので、その前日の移動平均の値と、くちばし・逆くちばし発生直後の日の移動平均の値を比較してみます。

また、くちばし・逆くちばし発生時の移動平均線の傾きについては、くちばしの場合は5日線の傾きが右肩上がり、逆くちばしの場合は5日線の傾きが右肩下がりになっているかをチェックしています。

5日線の傾きが右肩上がりの場合はプラス、右肩下がりの場合はマイナスとしています。

「3日線と5日線がクロス」「5日線の傾き」双方の条件が一致した時のみ、くちばし・逆くちばしを検出しています。

■くちばし検出

1.2018-09-13

5日線の傾き:プラス
2018-09-12:2,730(3日)<2,738(5日)
2018-09-13:2,748(3日)>2,745(5日)

2.2018-09-20

5日線の傾き:プラス
2018-09-19:2,683(3日)<2,715(5日)
2018-09-20:2,742(3日)>2,734(5日)

3.2018-10-10

5日線の傾き:プラス
2018-10-09:3,097(3日)<3,110(5日)
2018-10-10:3,125(3日)>3,123(5日)

4.2018-11-06

5日線の傾き:プラス
2018-11-05:2,805(3日)<2,824(5日)
2018-11-06:2,841(3日)>2,835(5日)

5.2018-11-19

5日線の傾き:プラス
2018-11-16:3,062(3日)<3,063(5日)
2018-11-19:3,125(3日)>3,086(5日)

6.2018-12-27

5日線の傾き:プラス
2018-12-26:3,102(3日)<3,150(5日)
2018-12-27:3,202(3日)>3,162(5日)

■逆くちばし検出

1.2018-09-10

5日線の傾き:マイナス
2018-09-07:2,760(3日)>2,759(5日)
2018-09-10:2,748(3日)<2,758(5日)

2.2018-09-14

5日線の傾き:マイナス
2018-09-13:2,748(3日)>2,745(5日)
2018-09-14:2,723(3日)<2,727(5日)

3.2018-10-09

5日線の傾き:マイナス
2018-10-05:3,122(3日)>3,117(5日)
2018-10-09:3,097(3日)<3,110(5日)

4.2018-12-05

5日線の傾き:マイナス
2018-12-04:3,467(3日)>3,455(5日)
2018-12-05:3,395(3日)<3,418(5日)

くちばし、逆くちばしについて、きちんと検出できています。
 

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